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掃除はクソめんどい。

掃除は面倒くさい。
思えば小学生の頃から嫌いだ。学校の掃除とか意味がわからない。
決して安くないお金を親が払ってくれているのに、我々生徒は自らの手で掃除させられるのだ。

あのとき、せめて掃除機が欲しかった、と何度思ったことか。ちりとりとホウキって…効率悪~。
そして、現代の小学生はもしかしたら「なんで学校にロボット掃除機が無いんだ!」と憤慨しているのかもしれない。

でも実際に使ってみなければ本当のところはわからない。気になる。
だが、ロボット掃除機の代名詞にもなっているルンバはかなり高額だ。手が出ない。
学校の生徒諸君、やはり君たちには掃除をしてもらおう。ルンバは高い。

これでも昨年10月くらいに価格改定があったのか2万円ほど安くなっている。
でも出せても3万円くらいかなぁ…と思ってamazonを探していたら、

 

スマホの充電バッテリーでおなじみのAnkerからロボット掃除機が出てた。後発なだけあってルンバに比べて値段がお手頃。
セールで安くなるときを狙えば、さらに5000円くらいお得に購入できる。

「スマート・ダイナミック・ナビゲーション2.0」がどんな代物か全くわからないが、
Eufy G30にも「IQブースト」は入っているし、名前はバカそうだが頭が良さそうなのでEufy G30を購入。
なんだかとてもバカそうな買い物の仕方をしている気がする。

開封…の前に。

ここで開封!といいたいところだが、その前にやることがある。ロボット掃除機を使うための掃除だ。

ロボット掃除機は配線類を床に直置きしていると巻き込んで止まってしまう可能性がある。
ロボット掃除機を買うと床にものを置かなくなるという話があるが、これはまともにロボット掃除機が動かなくなる可能性があるからだろう。
まじで対策はしておいたほうが良い、という先駆者の教えがamazonレビューや購入者の意見で多くあった。

ダバイは頭がIQブースト済みなので、あらかじめ対策を取ることにした。
デカ目の配線トレーや結束バンドを購入。コレに加えて配線レールなどあれば完璧だろう。

 

先程、セールで5000円ほど安く買えるとわかりやすいメリットを提示したのにコレでは意味ないのでは?と思ったが
部屋の汚い配線も整理できてむしろ良いことだ!と自分に暗示をかけて考えないことにする。こういうトレー系意外といい値段するよな…。

今度こそ開封

充電ステーションと本体、あと替えのブラシと交換用のフィルターが1つずつ。
説明書も日本語あり。充電ステーションには掃除が終わったあと、自動で帰ってくれるらしい。頭良い。

驚いたのがタイヤのサスペンション感。すげぇ!これなら多少の段差も大丈夫そう!
このタイヤに感銘を受けたので、スマホでのロボット掃除機名付けの儀式では「4WD」にしました。

早速電源入れてみる。

動いてる~!

なんだろう普通に感動した。
こいつがこれから俺の代わりに掃除機をかけてくれるのかと思うと胸が熱くなった。
どうしよう。こんな健気に掃除してくれるのに「4WD」とか付けちゃって、あとで恨まれたり縁を切られたりしないだろうか。
「私…本当は…2WDなのに…!!!」という悲痛の叫びを向けられたらお父さんどうしていいのか分からなくなっちゃうよ…。

掃除は6畳くらいで20分~30分。同じようなルートを2往復してくれる。
段差に関しても4WDの名に恥じない走破性だった。1センチ前後段差なら乗り越えてくれる。
ただ、配線に関しては巻き込んでスタックする可能性があるので、ちゃんとまとめておこう。

安価なC15ではなく、G30を選んだ理由に掃除ルートの検出方法がある。

大きく分けると、

  • 壁に体当たりしまくってがむしゃらに掃除しまくる「脳筋壁ドン」タイプ
  • ⇅⇅⇅⇅みたいな感じである程度規則正しく動く「隈なく端から」タイプ

がある。
上で紹介した、安価な15Cは前者の「脳筋壁ドン」タイプ。
G30は後者だ。たぶん…amazonの画像で判断する限り…

壁に当たるたびに学習していき、掃除がどんどん効率的になっていく。

うおおおお!!!

壁に何度もぶち当たりながら「4WD」は成長いていく。学習の本質をロボット掃除機に見出した気がした…
…と思ったのだが、じつはさらに上位のAIを搭載したロボット掃除機も同社から出ている。

G30はどうやら「ロボット掃除機Eufy高校」では平均点を取ってくる子のようだ。

普通にデメリットはある。

自分に変わって掃除機を勝手にかけてくれる。

この点だけで大満足ではあるのだが、普通に気になるところはある。
ゴミ捨てでは「自分とゴミとの距離が近い」

本体の背中側にゴミの入るボックスが付いている。

小型の本体に収まるような設計なので仕方ない部分だが、ゴミ箱に捨てるときに汚ねぇゴミに触れるのはどうしても避けがたい。
写真上部のフィルターにもバチバチにゴミが付くので、付属のブラシで書き出さないといけない。
割と気になるメンドクサポイントである。

紙パックみたいなものがあれば汚れずに捨てることができて完璧なのだが、それはもっとグレードの高いものを買わなければならない。
充電ドッグに紙パックが付いている製品もあるが、値段が跳ね上がるのでここは我慢。

あとは本体が入れない隙間などは当たり前だが掃除しきれない。
このあたりはブロワーなんかでゴミをロボットが掃除しやすいところに掻き出したり、ハンディ掃除機を使って自分で掃除する必要があるだろう。

まじ買って良かった

人間には体毛がある。髪の毛を始めとして床には大小さまざまな毛が落ちる。

その中でも凶悪なのが男子を悩ませる「あの毛」だ。
名前はセンシティブなのでヴォルデモート卿よろしく直接は言えない。だが、あなたが思い浮かべている毛でまず間違いない。

あいつはどこにでも居る、あなたのすぐそばに。

そんな、名前を言ってはいけないあの毛を消し去るのは床を掃除機で吸うしかない。
ロボット掃除機はあの毛を視界から消し去る全自動防衛術なのだ。

なによりクソ楽。コレに尽きる。

急な来客にもスマホからボタンポチー、で掃除を開始してくれる。
適当にブロワーか何かで床にホコリを落としておけばもう掃除機は要らないだろレベル。

一人暮らしの必需品!みたいな感じで紹介している人も多いが、普通に一家に一台レベルで存在していい。
学校にも導入しろ。掃き掃除なんて時代遅れだ。ロボット掃除機を使え。