3万円の高級キーボードは実は安い買い物かもしれない？
ゲーマーの度重なるキーの連打による劣化で、ある日突然キーボードは寿命を迎えることがある。
ダバイのケースでは、その瞬間はJump Kingというゲームで起こった。スペースキーがうまく反応しない。壊れた。GG。
誇張でもなんでもなく、マジでJump Kingだけで15万回くらいスペースキー押したんじゃないか？最終ステージだけで6万回ジャンプしてたし。頭がおかしい。
というわけで配信で視聴者に相談しながら決めた、このキーボード↓
誰もが一度は聞いたことがあるあの東プレのリアフォ！ゲーミングキーボード！すっごい光る！
このキーボードのレビューを書きたいと思います。
ちなみにゲーミング用途で購入する時は変荷重ではなく、等荷重のリアルフォースをオススメします。
なぜ、東プレなのか？
まず、リアルフォースのイメージといえば、高い。間違いなく高級キーボードである。
いやいや、3万円って。ニンテンドースイッチほぼ1個分じゃん。正直キーボードのそこまでの価値があるのか？
モニターやSSDなど、目に見えて価値分の効果を感じやすいデバイスなら他にいくらでもあるのに…。
じゃあなんでキーボードに約3万円も払うんだ…？
分かりづらい、だが確実に効く”耐久性”という価値
リアフォでは静電容量無接点方式というスイッチが採用されている。
他のキーボードではキーとスイッチが物理的に接触して、入力の信号がパソコンに送られる。
しかし、この静電容量無接点方式は物理的に接触をしなくても信号がパソコンに送ることができる！よくわからんがすげぇ！
接触しないということは、それだけ部品の摩耗が少ないということ。これが東プレは壊れにくいという耐久性につながっている。
が、しかし。
結局ダバイも買ったばかりなので、耐久性という価値を今の所感じにくい。
ので、「もしかして240hz駆動のモニタを買ったほうが良かったんじゃないか？」としばしば考えてしまう。
最近３万円で出たやつもあるし…。
静電容量無接点方式、独特の押し心地というのも人を選ぶだろう。
押し込みはじめは、若干重さを感じるが、ある一点を過ぎたあとスッっと奥に入っていく感覚。所謂クリック感は無い。
これまでは黒軸を愛用していたが、東プレと比べて黒軸の反発力の高さの差に驚いた。リアフォは押し心地は、印象としては”軽い”。
手が疲れにくいという評価もここから来ているのだろうか。
打鍵のときの音も、小さいわけではないので、静音性を重視するなら光るのを犠牲にして、リアルフォースの静音バージョンを選ぶのもアリ。
（どの程度の静音能力があるのか使ってないからわからないけれども。）
百聞は一見に如かず。小気味良い音と捉えるか、うるさい打鍵音と捉えるかはあなた次第。
ACP機能に感動した。
ACP機能の設定画面。もちろんキーごとに反応する高さを決めることができる。
今回、ダバイにとって初めてのACP機能。
ACP機能とは、キーごとにキーの入力が反応する高さを設定できる機能。リアルフォースは1.5mm,2.2mm.3.0mm から好きに選べる。
人によってはゲームにおいて、重要なスキルを使うキーだけ1.5mmにして反応しやすくしたり、逆に暴発を防ぐためにスキルだけ3.0mmにしたりしてるらしい。
今ハマっているValorantでは1.5mmだとストッピングがやりにくかったり、思ったより入力のタイミングが早く感じたので、3.0mmに落ち着きました。
スキルに使用しているキーも特にいじらないほうが、入力の感じが変わらない分、違和感が少ないので全部のキー3.0mm統一に。
ただ、このブログなど、文字を書いてる時は、1.5mmにすると非常に楽なことに気づいたので用途によって使い分けるのもありかも。
その他機能
個人的には光っても、光らなくてもどっちでもいいよ派閥なのでどうでもよいのですが一応光ります。ゲーミングだしね。
ユーザー設定とかキーごとに何色に光るか設定できる。
パターンは8種類。レインボーウェーブが一番ゲーミングっぽい。
誤爆防止のKey Lock機能付き。これは普通に嬉しい。
ロック解除もファンクションキー+F12で即座にできる。
総評 【値段高し、使用する上での不満まったくなし。一番の価値、耐久性にお金を出せるかどうか】
たかがキーボード、されどキーボード。
ゲームをするにも、インターネットをするにもマウス並に常に触れているデバイスなので、自分の気に入ったものを長く使いたい。
静電容量無接点方式のおかげで、他のキーボードよりも長く使えることはこのキーボードの何よりの強みだろう。
加えて、独特なキータッチの感覚に癖になる人も多いと聞く。
それらにお金を払えるかどうか？３万円以上の価値はこのキーボードにあるのか？
オレはこの買い物に、本当に満足しているかどうか？
その答えは、５年後、いや、１０年後に分かるかもしれない。
