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買った経緯

もともと使っていたYamaha AG03は配信用途としてはかなり良いものだったし、2019年あたりからずっと利用してきた。
しかし、使っていくうちに不満点も出てきた。

  • 入力数が少ない
  • マイクとギターなど、同時に録音する際にいちいちスイッチを切り替えるのが面倒くさい
  • DAWの音をOBSとかDiscordに入れたいんだけど、巷のHowtoに書かれてる仮想ミキサーとかよくわからんからシンプルにできるようにしたい。
  • なんか汚れてきた

四点目に関しては完全に掃除していない自分が悪いのだが、白いボディに汚れは目立つ。なんか黄ばんでるし。
あとはどうせなら今使っているものよりも性能的に良いものを買いたい!
というデバイス好き心に従って新しいオーディオインターフェイスを購入するに至ったのです。

ちなみにタイトルが、レビューじゃなくて「買ったよ」なのは知識がないのでレビューってなんだかワタシごときが烏滸がましいな…と思い、
あくまで感想だから!感想だから!というテイで書いたほうが気が楽だから「買ったよ。」にしました。誰に言い訳してるんだ俺は。

候補

この三種類で迷っていた。
決め手は実際に店舗で触った感触と、ソフトウェアミキサーが付いているかどうかで決めました。
正直、ボタンに関してはiD14mk2はおもちゃみたいな感じであまり印象は良くなかったです。

主に配信で使いつつ、趣味のギターの録音に使いたいなーと思っていたのでソフトウェアミキサーが付いているiD14mk2を買いました。

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良い値段んん~!

詳しいスペックなどは公式サイトみてね。

開封

Gproと比べてみるとだいたい縦幅が同じくらい。
AG03と比べるとデザインだいぶモダンだなあ。

前面は入力端子が3つ。ギター用のフォーン端子が1つ、モニター用ヘッドホンのでかい方と小さい方で2つ。
モニター用のヘッドホン端子は2つ同時に使える。
普段は楽なイヤホンで過ごして、集中したいときはヘッドホンを使うみたいなときにどっちも挿しっぱなしで良いから便利。

後面はアナログ入力端子が2つ。スピーカー用のアウトプットが4つ。光デジタル入力が1つ。USB-C端子1つ。
前面のフォーン端子が繋がっていると、後面のアナログ入力1は使えなくなる。

10inと書かれているがアナログは2つ。残り8つは光デジタルが担っている。
光デジタルはゲーム機とかの入力をパソコンにぶち込むのに使おうかな。
今後入力したい音声が増えても対応できそう。まだ設定面倒でしてないけど。

あと普通に困ったのが、付属のケーブルがまさかのUSB-CtoCだった。
普通はCtoAじゃないのか、ノートパソコン意識しすぎだ。新しく買う羽目になった。
デスクトップで使用したい人は注意してほしい。

使ってみた所感

あなたのレコーディングを次のステージへレベルアップさせるiD14mkⅡは、
コンパクトでスタイリッシュな筐体にプロのオーディオパフォーマンスの技術を凝縮したオーディオインターフェイスです。
AUDIENTコンソールマイク・プリアンプ2基、高品質AD/DAコンバーター、ADATオプティカル入力、デュアルヘッドフォン出力、JFETインストゥルメント入力を搭載し、
プロスタジオレベルの録音がご自宅で手軽に楽しめます。

Audient iD14mkⅡ公式サイト

まず、本体的な話で言うと

  • AG03と比べるとコンパクト
  • メタルシャーシでしっかりしてる
  • ボタンの押し心地はカチカチしててなんかおもちゃっぽい
  • 付属のUSBケーブルがCtoC

メタルシャーシなので頑丈そうです。ただ、ツマミ類はプラスチック製っぽい。残念。
ボタンの押し心地は悪い意味でおもちゃっぽく感じた。使う分には問題ないけど。
USBはCtoAを入れてほしかった。ノートパソコン意識しすぎなんじゃないか。
もしかして最近のノートパソコンはUSB-Aの端子付いてないのかな。謎だ。


しばらく使ってみた所感…

  • ソフトウェアミキサーのおかげでループバックの管理や、入力音声の管理が楽。
  • AG03でギターしてるときのバリバリノイズが鳴らなくなった。
  • Gainツマミを0にしても微妙に音が入る。(特にギター)
  • マイクの即ミュートボタンが欲しかった。
  • やっぱ物理的なフェーダーの存在は配信ではクソありがたいことに気づいた。
  • iD14mk2にフェーダーが付いていれば完璧だなあと思った。

買う決め手になったソフトウェアミキサーがかなり良い。
位相反転、入力音声が小さい場合の10dB持ち上げ、ステレオモノラル切り替えも簡単。
ループバックも全部の音声をループさせるMASTERMIXはもちろん、1/2,3/4,5/6と個別にループさせるチャンネルを選べる。

DAWの音声だけをOBSStudioに送るというのも簡単にできる。録画とかDTM配信とか気軽にできる。
今まで仮想ミキサーとか入れてかなり複雑な設定をしてたけど、
それがこれだけで済んでしまうのはかなり楽。

そしてCueミックスチャンネルが2つ。これのおかげでCueミックスに1/2,3/4だけ音声入力して、Cueチャンネル自体をループバックさせるとかできる。
DAWの音と自分のマイクの音声だけ相手のDiscordに送るとかできる。相手の声は跳ね返らない。マジで便利。

が、正直使い方は自分も手探り状態です。仮想ミキサーとかに比べるとだいぶわかりやすく機能がまとまっているソフトなんだけど音周り複雑になりがち。
説明するにしてもそれだけで記事一本分になってしまう。気が向いたらまとめてみます。

注意点としてはDiscordなど一部のアプリだとサンプリングレートを再生録音すべて合わせないと音声が入らない
などの不具合が起きるので確認しておいたほうがいいかも。


あとはノイズの面では悩まなくなりました。
AG03のときはギターとかしばらく弾いてたら、バリバリ!という耳障りなノイズが走ったり、ピィ~~みたいなか細いノイズが鳴ってたりと
何かと気になっていたのですが、今の所その症状は出てないですね。劣化してたのかな。


不満点

不満点としては、ツマミを0にしても微妙に音が入力されてしまうところ。
AG03のようにとっさにマイクを完全にミュートも出来ないところは配信用途ではマイナス。
ただ、このあたりはOBS側でミュートのホットキーなどを設定すれば済む話なのであまり気にしていない。
自分はStreamDeckを使ってミュートのホットキーを設定しました。

ギターはgain0でもバンバン鳴る。まあギター側のボリュームを0にしたらいいんだけど「ツマミの意味無…?」ってなる。


それと配信用途ならば、AG03はドデカフェーダーが付いているのでマイクの音量上げ下げが楽だった。
それが本体の大きさをデカくしている原因でもあったんだけど、無いと寂しいね。
このあたりは使っていけば慣れてくるかなーと思っている。
マイクとギターを即ミュートできるトグルボタンがあれば個人的には製品として文句なしでした。

あとCtoCケーブルな。次からはCtoAも入れてくれよな。

総括

俺はバカだからよぉ~、公式サイトに書いてるASP8024 Heritage Editionと同じディスクリート Class-A 回路を採用とか、ADC:120dB(DAC:125.5dB)という優れたダイナミックレンジとか、JFETとか全くわかんねぇけどよぉ~、これだけは理解るぜ…

一応調べてみたけど知識がないので説明できそうにない

音は良い!!!
ソフトウェアミキサーも良い!

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以上です。オーディオインターフェイス沼と聞いていたのですが、ハマらずにすみました。助かりました。Audientさんありがとう。